はじめまして!むぎちゃんのカブログです。
3月と12月はIPOが活気づく時期ですよね。いくつもの銘柄が新規上場していきます。当然IPOに当選した方は、初値で売れば8割くらい勝てると言われています。
しかしIPOに当選するのは至難の業。。。
そこで、IPOが初値をつけてから投資してしまおうというセカンダリー投資と呼ばれる投資があります。
セカンダリー投資のやり方を知りたくないですか?
そしてそもそもIPO銘柄がどういった動きをするのか知りたくないですか?
本記事では過去のIPO銘柄の動きを考察し、セカンダリー投資が出来るかどうかやり方を考えてみます。
IPO銘柄がどんな動きをするか予想しておけば、投資の参考になりますね!
それではいきましょう。
Contents
IPOとは
まずは、IPOとは何かを簡単にご説明いたします。
IPOとは、『Initial Public Offering』の略語で、「新規公開株」などと呼ばれます。
証券取引所に上場することで、株を売り買いできるようにすることを指します。
IPOは各証券会社に株数が割り当てられており、抽選で株を購入する権利が得られます。これに当選し、初値(市場に出て最初についた値段)で売ることで8割くらいの勝率で勝つことが出来ます。※多くの方が実績を出されています。
しかし問題は、当選する確率が低いこと。
当選しなければ利益は得られませんよね。そこでIPOセカンダリー投資というわけです。
IPOセカンダリー投資とは
IPOセカンダリー投資とは、初値をつけたIPO株を取引し、利益を得るトレードになります。
IPOセカンダリー投資にはメリットとデメリットがそれぞれあります。
IPOセカンダリー投資 メリット
まずメリットですが、IPOに当選する必要がないという点です。
人気のIPOですと当選確率はさらに下がるため、まず当たりません。
当たらないものを当てにしてもしょうがないので、諦めて初値を買おうというものです。
人気IPO銘柄は初値をつけた後も値上がりする可能性があり、十分利益を狙うことが出来ます。
IPOセカンダリー投資 デメリット
次に、デメリットです。
値動きが読みにくいという点が挙げられます。
当然移動平均線のようなチャートもありませんから、出来高とローソク足だけで判断していくことになりますので、テクニカル分析の難易度が上がります。
またこれはメリットにもなりえますが、ボラティリティが大きいという点が挙げられます。
値動きも激しいため、一瞬で利益・損失となる可能性があるので難易度が高くなります。
しかし、この難易度が高い値動きを予想出来れば、素早く利益を出していくことが可能になります。
それでは過去のIPO銘柄の動きをみていきましょう。
IPO銘柄の動き
ここで紹介するのはIPO銘柄の動きです。色々なパターンがありますので、覚えておくといいでしょう。
①上場直後に上昇していくパターン
こちらは、2019年末に上場したマクアケという会社になります。初値からストップ高をつけ、そこからどんどん上昇し約2倍の株価となりました。
こちらも2019年末に上場したJTOWERという会社になります。こちらも初値の次の日からストップ高をつけて上昇していきました。こちらも初値から約2倍となっていますね。
共通点としては、両銘柄とも割安ではなかったですが期待値がとても高い銘柄であったという点です。またロックアップが90日間、1.5倍での設定があった点も同様です。
ロックアップとは?
・上場前に創業者やVCなどが株式を買っているのですが、そうした大株主が上場後まもなく株を売るために条件を設けていることを指します。
このロックアップがないと、上場後にすぐ株が売られてしまうおそれがあります。逆にロックアップがあると、売り圧がないため株価が上昇しやすくなるので、チェックしておきましょう。
ちなみにロックアップには、売るまでにかかる期間と株価が〇倍になったら売ってよいという条件などの設定があるので、それも合わせてチェックしておきましょう。
今回は株価が2倍で天井となったので、おそらくロックアップでの売りが関係していたのかもしれませんね。
②上場後下落し、後に上昇するパターン
こちらが最もよくみるパターンではないでしょうか。
こちらは2019年に上場したヤシマキザイという会社になります。初値からすぐに下落し、下値横横を続け、ブレイクしてからの青天井パターンです。時価総額も低く、値動きが軽い点もポイントです。
こちらも2019年に上場した恵和という会社です。こちらも初値から下落し、ブレイクしてから青天井パターンです。これも時価総額が小型でした。
こちらも2019年に上場したリブワークという会社です。全く同様でブレイクから青天井パターンです。時価総額も小型です。
他にもご紹介していないですが、ユーピーアールやグッドスピード、ヘンゲなどこのパターンで上昇するIPO銘柄はかなり多くなっています。時価総額が小型で値動きが軽い点がポイントかと思われます。
このパターンは必見です!
③初値が高値でそこからずっと下落するパターン
最後に、初値が一番高値だったというパターンになります。
こちらは2018年に上場したHEROZという会社になります。初値でテンバガーし、そこから下落しまくった伝説的な銘柄です。
このパターンは初値が高すぎたという難点がありました。こんな銘柄を掴んでしまったら即撤退が基本ですね。
ここまでIPOセカンダリー投資における3パターンをみてきました。
IPOセカンダリー投資 やり方
それではIPOセカンダリー投資のやり方を考えてみましょう。
初値突撃
まずは、初値で買うことです。
期待値の高い銘柄で、ロックアップも設定されている銘柄を選ぶことで勝つ確率は高まるでしょう。
ただし、ボラティリティも高く下落するリスクもあるので、ストップ高をとってくるなどの強い動きが見られたらエントリーするなどでもいいかもしれません。
くれぐれもロット管理は慎重に・・・。
下落した後、ブレイクで買い
次に、このパターンですが、これが一番信ぴょう性が高いです。
初値から一旦下落し、横横をつけてから、ブレイクしてきた一本目の陽線を確認し買い!
上記チャートからもわかるようにこのパターンが多いです。
出来高や時価総額が小型のものであればさらに信ぴょう性が高まります。このチャートパターンを確認出来たら、お試しエントリーしてみましょう!思わぬ利益を得られる可能性があります。
もちろんロックアップも確認しておきましょう!
このようにIPOセカンダリー投資は、リスクも高いけれどもリターンも高いです。理想的なチャートパターンを見つければエントリーしてみるのも面白いですね!
IPOセカンダリー投資 値動きとやり方 考察まとめ
いかがだったでしょうか。
IPOセカンダリー投資は難易度が高いですが、やってみる価値はありそうですよね。
まとめます。
IPOセカンダリー投資 やり方
・初値買い ※ロックアップに注意
・下落後、ブレイクしたタイミングで買い ※時価総額を確認
IPO銘柄が多くなってくるこの時期に、ぜひチャンスをつかみましょう!
本記事が参考になれば幸いです。なお投資は自己責任でお願いいたします。