東証二部に上場しているアマテイ(5952)という会社の株価が急騰していますね!
チャートをみてみると、定期的に株価が急騰しています。これは仕手株っぽい雰囲気がありましたので、先回り買いが有効かどうか調べてみることにしました。
ズバリ
アマテイの株価急騰の予測は
・可能だった!
と感じます!
それではアマテイのような小型株の先回り買いが有効かどうか、株価急騰の予測は可能だったのかについて検証していきます。
Contents
アマテイ(5952) 株価急騰の理由
まずは、アマテイの株価が急騰している理由を調べました。
国土交通省が、台風や地震で住宅の屋根瓦が落下しないように、新築時は瓦を1枚ずつ全て固定することを義務化する方針を固めたと報じたことが要因です。
アマテイは釘のトップメーカーですので、業績連動思惑から株価が急騰したと考えられます。
釘最大手なのに株価が低い、仕手株っぽい雰囲気なのはなんとかならないんでしょうかね・・・
アマテイ(5952) 決算について
それではアマテイの決算についてみていきましょう。
売上高、利益ともに厳しいですね・・・
建設向け事業においては、住宅着工件数が減少しているようです。家あまりが今後深刻化する日本においては、厳しい事業となるかもしれません。
一方で、電機・輸送機器関連事業はモーターなどが好調で良かったようです。
何か新規事業をやっていかないと今後は厳しい状況でしょう。
なお時価総額は2020年9月12日時点で、23憶円程度となっています。小型株です。
上記材料においては、新築時にとありますから多少の思惑はあれど新築着工そのものが減少する見通しでは業績への連動も限定的となるでしょう。
アマテイ(5952) 株価急騰とチャート
次に、アマテイの日足チャートをみてみましょう。
出来高を伴い、見事に株価が急騰しています。100円から185円の大幅な急騰です!
小型株の爆発力は凄まじいですね。
しかしながら、アマテイの月足チャートをみると180円~190円ラインに強い抵抗線があることがわかります。正直言って今から買うのはあまり得策ではないように感じます。
仕手株っぽいので、例え200円を突き抜けても上髭で終わることは想像に難くないと。
ですので、下で入れた人は利確、今から買うのは様子見とすべきかと。
さてそもそもアマテイを先回り買いすることは可能だったのでしょうか。それが気になるポイントかなと思います。
アマテイ(5952) 株価急騰を予測できたのか
アマテイの日足チャートを少し遡ってみてみましょう。
3月、4月、5月、6月と怪しい出来高と一時ストップ高が見受けられますね。
3月 レオパレス関連の改修思惑
4月 理由なし
5月 決算発表
6月 理由なし
このうち4月と6月の一時ストップ高には特に理由がありませんでした。理由なしストップ高は、メディアリンクスと同様ですね。
過去記事を貼っておきます。
理由なしストップ高の後に横横の状態は、怪しいと言えます。
また月足チャートから定期的に株価が急騰していることもわかるので、先回り買いは可能だったと、株価急騰の予測はたてられたといえるでしょう。
国土交通省の発表があることもわかっていたのでしょうか・・・(我々には知る由もない)
アマテイ(5952) 株価急騰と予測まとめ
いかがだったでしょうか。
アマテイの株価急騰の理由と予測が出来たのかを記事にしてみました。株価急騰の予測は出来ると考えた理由を今一度まとめておきます。
・月足チャートが定期的に吹いている
・小型株で時価総額も低く仕手株っぽい雰囲気
・直近で理由なしストップ高を2回していて、出来高急増
・そのあとにチャートが横横
国土交通省の発表はサプライズですが、遅かれ早かれ株価は急騰していたものと想定されます。この投資法のデメリットは時間がかかるって点だけですかね。
以上になります!本記事が参考になれば幸いです。
なお投資は自己責任でお願いします。