むぎちゃんのカブログです!
失敗したくないから知りたいなあ・・・!
知っておくべきリスクを一覧にしてみたよ!
株式投資では、配当金や優待・キャピタルゲインなどのリターンを得られる反面、多くのリスクがあることをご存知でしょうか。
株式投資を始める前は、「失敗したくないなあ・・・」などと考えてしまいますよね。
そこで本記事では
失敗したくない株式投資初心者の方向けに株式投資のリスクを一覧に
してみました!
・株式投資のリスクを一覧にして分かりやすく解説
・現金を失いたくない、失敗したくない株式投資初心者の方向けの記事
株式投資を始めて2年間、色々な失敗をしてきた僕が自分の体験談も織り交ぜながら株式投資のリスク一覧を詳しく解説していきます。
本記事を読んでいただければ、株式投資のリスクが分かり、失敗を防ぐことが出来ます。また実体験からくるリスクも解説していますので、より臨場感のある記事となっています。
株式投資のリスクを知ることで、冷静なトレードが出来るようになるはずです!まずは現金を失わないトレードを心掛けましょう。
Contents
【初心者向け】株式投資のリスク一覧
通常リスクとは、「危険」という意味を指しますが
株式投資におけるリスクとは、「不確実性」という意味も持ちます。
例えば株価変動リスクは、株価が上下することによる損益変動に関することを意味します。
株式投資におけるリスクの意味を理解した上でこれから解説するリスク一覧をご覧ください。
①株価変動リスク
②事業変動リスク
③流動性リスク
④取引手法リスク
⑤金利、手数料リスク
⑥増資等悪材料リスク
⑦天災リスク
⑧イベントリスク
ざっと上記①~⑧までのリスクが考えられます。
ちなみに、現金を失いたくないという株式投資初心者の方はネオモバといったポイントで投資することが出来るサービスもありますのでこちらの記事も参考にしてみてください。


それでは株式投資のリスクをひとつずつ解説していきます。
株式投資のリスク①株価変動リスク
まずは「株価変動リスク」についてです。
これはなんとなく分かると思いますが、株価は上がったり下がったりします。当然のことながら上がれば利益になりますが、下がれば損失となります。これが「株価変動リスク」です。

これはアンジェスというバイオ株ですが、上昇と下落を繰り返していることがわかります。低いところで購入しておけば、高くなって売ることが出来ますが、その逆もしかりです。
株式投資のリスクの基本とも言えますので、ここはしっかりと理解しておきましょう!
株を高値で掴まないこと、これにつきます
※株の高値掴みに関する失敗は、こちらの記事で実体験を解説しています。

なんて思うんだけど、そこで買ってしまうと天井だったりするんだよね。
株式投資初心者は高値掴みに注意しよう!
株式投資のリスク②事業変動リスク
続いては、「事業変動リスク」についてです。
株価は基本的には、好業績への期待や実際に好業績を出すことによって上昇していきます。しかしながら一方で、様々な要因で業績が悪化してしまうことがあります。「事業変動リスク」とは、この業績悪化が要因で株価が変動するリスクを指しています。

こちらはクシム(旧アイスタディ)という株ですが、業績の悪化が決算発表で公開され、株価は大きく下落してしまいました。このように、事業変動リスクによって株価が下落する可能性があることを理解しておきましょう。
特に決算発表前後は危険です。
株式投資初心者のうちは、どんなに自信があっても決算は跨がない
株式投資初心者はどんなに自信があっても跨がないことをオススメするよ!
株式投資のリスク③流動性リスク
続いては、「流動性リスク」についてです。
株式投資においては、現金で企業の株を購入します。現金が必要になったら、すぐに株を売って現金に換えることが出来ます。流動性があり出来高も多い銘柄だと問題なく取引出来ますが、普段の出来高がほとんどない銘柄だといざという時に売れないリスクがあります。これを「流動性リスク」と呼びます。

こちはら光・彩という株ですが、日々の出来高が1,000株未満です。これでは好きな時に売れないですね。どうしても売りたい時は、購入単価より下で売らなければならない可能性もあります。
出来高がある程度あり、流動性の高い株を売買すること
そもそも上昇していかないって可能性もあるから注意が必要だね!
それに売るに売れない状況になるかもしれないしな~。。。
株式投資のリスク④取引手法リスク
続いては、「取引手法リスク」についてです。
株式投資における取引手法として、現金で購入する現物取引と証券会社から借金して株を購入する信用取引の2パターンがあります。特にこの信用取引に関するリスクが大きいので、ここで取り上げて解説しています。
信用取引とは、証券会社に信用取引口座を開設することで取引出来るようになります。自己資金の約3倍までの取引が可能になります。フルレバレッジをきかせることで利益も3倍、損失も3倍になるのが特徴です。また現物取引には出来ない株の空売りが出来るのも特徴です。
◆信用取引のおおまかなリスク一覧
・損失が広がるのがはやい
・追証と呼ばれる怖い制度がある
・株の返済期限がある ※約6か月
信用取引はリターンも多ければ、損失も大きくなる諸刃の剣です。
信用取引は、しっかりとリスク管理が出来る人だけが行うべきであって株式投資初心者は手を出すべきではありません。
かつて自分は、現物株を担保にして信用取引をフルレバレッジで活用していました。そこで大きな下落があって、証拠金維持率をわってしまい、損切したのですが一時的に借金を余儀なくされました・・・下手に使うととんでんもない損失となってしまいます。。。
リスク管理を徹底すること
そもそも信用取引をしない
今は現物取引だけにしているけどね!
※信用取引の怖い失敗体験談や追証については下記記事をご覧ください。

株式投資のリスク⑤金利、手数料リスク
続いては、「金利、手数料リスク」です。
金利、手数料リスクについてはなんとなく分かるかと思います。信用取引で株を購入している場合は証券会社に借金をするわけですから当然金利がかかってきますよね。これは普通にお金を借りる時の仕組みと同じです。
また株を売買する際に購入売却手数料がかかってきます。これも証券会社のサービスを使っている以上は当然なので、そこまでリスクとはいえないかもしれませんね。
株の売買回数は極力少なくすること
株式投資のリスク⑥増資等悪材料リスク
続いては、「増資等悪材料リスク」についてです。
業績悪化以外にも株価を下落させるものがあります。それは増資に代表される悪材料の発表です。これも株式投資リスクのひとつとなっています。

こちらは直近IPOの関通という株です。こちらはMSワラントと呼ばれる最悪の増資を発表した結果、株価は大きく下がってしまいました。このMSワラントは、バイオベンチャーのお家芸とも呼ばれ、株価が大きく上がったタイミングで発表されることが非常に多く投資家から最悪の印象を持たれます。
企業が資金を調達する方法として、新たに株を発行する公募増資と銀行からの借り入れがあります。しかし赤字継続企業などは信用力が落ちているため、こうした資金調達が難しいのです。
そこで買い手(引受先)がお得になる特典条件をつけた株を買う権利を発行するのです。これがMSワラントと呼ばれる増資です。
MSワラントは、「Moving Strike Warrant(ムービング・ストライク・ワラント)」の略で、要約すると、「前日の株価終値よりも安い価格で購入できるように、毎日購入価格を修正する新株予約権」となります。
これによって株価希薄化が懸念され、下落してしまうので「悪魔の増資」とも呼ばれています。
MSワラントを発表した株は、下落の一途を辿ることが多いためもし持ち株がこれを発表したら損切することをおすすめします。
また思惑で上昇していたゲーム株が配信延期などを発表し、株価が大きく下落することがあります。

こちらはゲーム株のケイブという株になります。ゲーム配信延期を発表した結果、株価は大きく下落してしまいました。ゲーム株は思惑でどんどん上昇していきますので、思惑が弾けた時には注意しましょう。
バイオ株やゲーム株への投資には最新の注意を払うことが大事!
※ちなみにゲーム株について考察した記事も書いていますので参考までに。

株式投資のリスク⑦天災リスク
続いては、「天災リスク」についてです。
これは記憶に新しい東日本大震災や直近のコロナショックに代表される天災が起こった時に起こりうるリスクになります。

こちらは2020年2月~3月あたりの日経平均になります。コロナショックによって大きく株価は下落していることがわかりますね。これは天災によるものですので、避けることが難しいですが、その後戻していることも特徴です。こうしたリスクもあると認識しておきましょう。
ちなみに自分はコロナショックで退場しかけました・・・笑
天災リスクを認識し、ロット管理を徹底。時には素早い損切も大切
※コロナショックについて書いた記事も載せておきます。

株式投資のリスク⑧イベントリスク
最後に、「イベントリスク」についてです。
これはアメリカ大統領選挙など定期的に決まっているイベントにおけるリスクです。大統領が予想と違うものになっただけで市場は敏感に反応し、株価が売られるリスクがあるんです。
イベントリスクについては、アメリカ大統領選だけでなく、日本の首相交代なんかもそうですね。予想できるものとできないものがありますが、予想できるイベントについてはあらかじめポジションを落とすなどの対策ができると考えます。
イベントの前にはポジションを落として、様子見をすることが大切
【初心者向け】株式投資のリスク一覧まとめ
いかがだったでしょうか。
株式投資のリスク一覧について、理解が深まったことでしょう。
①株価変動リスク
②事業変動リスク
③流動性リスク
④取引手法リスク
⑤金利、手数料リスク
⑥増資等悪材料リスク
⑦天災リスク
⑧イベントリスク
これらのリスクは、あらかじめ知っておけば避けられます。
株式投資は生き残れば勝ちともいえる世界です。
現金をなるべく失わないような取引を心掛けましょう!!
本記事を熟読していただき、株式投資の参考にしていただければ幸いです。