はじめまして!むぎちゃんのカブログです。
2020年以降、5Gが盛り上がってきますね。これに伴い5G関連銘柄も盛り上がってくることが予想されます。5Gが本格化すれば、通信会社大手・基地局関連・半導体部品関連・その他など思惑と実需が伴い多くの株が上昇していくと思われます。自動運転、スマホ部品、IOT関連まで含めるととんでもない市場規模になりそうです。
それでは、5G関連銘柄ってどんな会社があるか気になりませんか?
またどんなビジネスを行い、5Gに関わっているのか知りたくありませんか?
そこで本記事では、5G関連銘柄をご紹介しています。具体的には、基地局に関する銘柄になります。
基地局に関する銘柄でズバリ期待出来るのは、下記の銘柄です!
・ギグワークス(2375)
・JTOWER(4485)
・多摩川ホールディングス(6838)
今回ご紹介する5G関連銘柄の中から、必ず2020年以降に上昇していく株が出てくるでしょう。長くなってしまうので記事を分けて記載していきます。
基地局に関する5G関連銘柄が知りたい!気になっている!といった方に、ぜひ見て頂きたいと思います。
Contents
5G 基地局
5G 基地局について
上記記事で、5G【5th Generation】について解説しました。本記事では、基地局について簡単に解説していきます。
基地局とは、スマートフォンなどの通信機器と音声やデータ電波をやり取りする場所になります。
5Gでは大容量のデータを受信することになるため、基地局の設備投資は必須となります。5Gでは現行4Gと比較して電波が飛ぶ距離が短いようです。そのため多くの設置場所が必要となり、投資がかさみます。設置場所の所有者との交渉もあり、相当なコストがかかるようです。
またKDDIのホームページによると5Gでは「28GHz帯や3.7GHz帯のような高い周波数帯を用いるため、全国整備には膨大な数の基地局の設置が必要で、長期にわたる工事と多額の投資を伴います」とあります。
ちなみに基地局の市場は世界で約5兆円と言われています。市場は中国のファーウェイ、スウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキアの3社で8割のシェアを占めているそうです。ファーウェイは日本企業は使用しないとのことですね。
基地局に関する設備にかかわれば、かなり莫大なお金が動くと予想されます。それではいったい基地局に何が必要なのでしょうか?
5G 基地局に必要なモノ、コト
5G基地局に必要だと考えられることをまとめました。
・基地局設備に伴う部品
・基地局を建設、設置する建設業者
・基地局設置場所、インフラ
・基地局設置に関して、所有者との交渉
・基地局システム、コンピューター
・基地局受託業務
このあたりがメインとなってくるでしょうか。総務省によると、基地局設置場所が膨大になるため信号機の上に置いたらどうか、という話が出ているようです。それだけ、設置場所が増えるということです。
5G関連銘柄(基地局関連)
それでは、具体的な銘柄をご紹介していきます。なおここでは東証二部、マザーズ、ジャスダックの時価総額が低い銘柄に絞っています。なぜなら株価上昇幅が狙えるからです。
ギグワークス(2375) 基地局受託業務
まずは東証二部上場企業であるギグワークスになります。
基地局受託や5G工事に関する銘柄になります。2020年1月3日現在、月足のチャートがブレイクし強い形となっています。業績も増収増益で良好です。現時点での時価総額も約139億円と低いため、伸びしろもありそうです。
業績、チャート、5Gへの期待からおすすめしたい銘柄になります。
アルチザネットワークス(6778) 基地局向けシステム
次に、東証二部上場のアルチザネットワークスになります。
5Gに対応するLoad Tester及び Functional Testerの販売や、5Gに対応する基地局向け研究開発用テストシステムの販売を行っているようです。現段階で時価総額は約118憶円となっており低いですが、業績が四半期毎でまだ赤字だったりするので、やや不安です。
また決算説明会資料で、5Gのパートがありましたが全て英語で表記されており、日本人にやさしくなかったので、あまり良い印象がありません。
ただチャートは緩やかな右肩上がりなので、大きく上昇するというよりはじわじわと上がってくるのではないでしょうか。
理経(8226) 基地局に設置する通信機
次は、東証二部上場の理経になります。
5G基地局に設置する通信機を作っているようです。イベント用などの仮設時に使う場合とありますので、直接的に関与するわけでもなさそうです。チャートもレンジとなっており、業績も安定しないですね。時価総額は現時点で約29億円となっています。
JTOWER(4485) 5G基地局インフラ設備
次に、2019年12月にマザーズ上場を果たしたJTOWERになります。
チャートは非常に強い形となっています。業績はまだ赤字ですが、2020年第二四半期では営業利益が黒字転換する予想となっています。
JTOWERの成長期待に関する資料をご覧ください。これを見ると、5Gインフラに関してはJTOWERがトップクラスに期待出来そうです。
チャートは文句なし、業績も黒字転換見込み、5Gへの期待とどれも文句なしですが、ただひとつ懸念があるとすれば時価総額が約869億円とかなり高い点になります!また信用買い残が100万オーバーとこれもやや懸念事項です。
ただし成長期待はあります。冒頭で時価総額が低い銘柄のみご紹介としていましたが、5G基地局関連おすすめ銘柄としてあえて紹介しています。
ETSホールディングス(1789) 基地局工事
次に、ジャスダック上場のETSホールディングスになります。
基地局に関する工事を担っています。チャートは強い形となっており新高値を更新中です。また時価総額も約68億円と低く、ポテンシャルはありそうです。5G工事関連市場は90%が大手通信会社系列の会社となるようで、残り10%の市場(年間30憶円)を狙っていくのでしょうか。とすれば時価総額100憶円ラインまでは目指しそうな気がします。
ネクストジェン(3842) ローカル5G関連
次にジャスダック上場のネクストジェンになります。
協和エクシオとタカコムとの資本業務提携を発表したことで、買われています。またローカル5G関連銘柄として、注目を浴びていますね。時価総額は約56億円と小さく、チャートも出来高増で強い陽線ですが、2800円付近に抵抗線があります。これを超えていけるかが勝負どころです。業績はやや不安定なところですが、第四Q偏重らしいので、注意が必要です。
ローカル5Gとは?
・通信事業者以外の様々な組織が自ら5Gシステムを構築可能とするもの
・企業や自治体独自で5Gを活用し、柔軟のシステム設計が可能となる
多摩川ホールディングス(6838) 基地局への5G製品
次に、ジャスダック上場の多摩川ホールディングスになります。
5G Lowバンド製品の採用が決まったとのことです。またミリ波モジュールの需要拡大もあります。多摩川ホールディングスのホームページを見ても、5Gに力を入れているのがわかります。時価総額は約136憶円となっており、まだまだ小型です。チャートも上昇トレンドを維持、業績も黒字転換し、期待出来そうです。
直近で上昇しているので、調整を挟み、また上げていくのではないでしょうか。今後に期待できるおすすめ銘柄になります。
日本アンテナ(6930) ローカル5G関連
次に、ジャスダック上場の日本アンテナになります。
ローカル5G関連銘柄になります。ローカル5Gに関する製品を作っているようです。
月足のチャートは現在900円から順調にリバウンドしてきています。ただ業績があまり芳しくはないですね。時価総額は約170憶円と小型です。まだ上値余地はありそうですが、直近高値の1,600円を超えていけるかが焦点となります。
岡本硝子(7746) 基地局通信部品
次に、ジャスダック上場の岡本硝子になります。
岡本硝子は、5G基地局に使う通信デバイス用部品を製造しています。
月足のチャートは100円~400円あたりのレンジとなっていますね。業績が芳しくないのが気になりますが、時価総額は約65憶円と小さい銘柄となっています。小型株ですので、何か製品が化ければ、株価も化ける可能性はあります。
5G関連銘柄(基地局関連)まとめ
いかがだったでしょうか。なお月足チャート、業績、時価総額は2020年1月3日時点のものと何ますのでご了承ください。まだまだこれ以外にも銘柄はたくさんあります。スマホ部品関連や半導体、エッジコンピューティングや自動運転、VRやARなど5Gに関連するビジネスは今後さらに加速していくことでしょう。今後も5G関連は、要チェックとなります。
それでは基地局に関する5G関連銘柄をまとめます。
・ギグワークス(2375) 基地局受託業務
・アルチザネットワークス(6778) 基地局向けシステム
・理経(8226) 基地局に設置する通信機
・JTOWER(4485) 5G基地局インフラ設備
・ETSホールディングス(1789) 基地局工事
・ネクストジェン(3842) ローカル5G関連
・多摩川ホールディングス(6838) 基地局への5G製品
・日本アンテナ(6930) ローカル5G関連
・岡本硝子(7746) 基地局通信部品
以上、9銘柄となります。個人的おすすめ銘柄は、ギグワークス・JTOWER・多摩川ホールディングスの3銘柄になります。
なお投資は自己責任でお願いいたします。本記事が参考になれば幸いです。