はじめまして!むぎちゃんのカブログです。
株式投資においては、市場で買われる銘柄群に共通項がある時があります。
特に中小型株は、値段が低く買いやすかったりするため多くの資金が集まれば暴騰したり逆に暴落したりもします。
例えば2020年の例でいうと、コロナウイルス関連銘柄に資金が集中していますね。こうした循環物色の流れを考え、短期投資でその波にうまく乗ることが出来たなら利益を増やすことが出来ます。
例え地合いが悪くとも・・・!
ということで、本記事では自分が実際に体感した循環物色の流れをまとめてみました。この流れはおそらく再現性があり、いずれまた回ってくると考えます。その時に活かせれば、本記事執筆の意義があります。
それではいきましょう!
Contents
株式投資における循環物色とは
まずは株式投資における循環物色とは何かご説明します。
循環物色とは
・特定のテーマや特定のセクターなどに資金が集中すること
・特定の銘柄群が軒並み上昇したりする
相場の値上がりランキングなどをみていると、不思議に思うことがありますよね。
例えば、2020年1月~2月にかけてコロナウイルス関連銘柄に資金が集中しました。これはまさしく循環物色と言っていいでしょう。そのかわり他の銘柄はとにかく売られました。循環物色の流れに乗っておらず資金が入らないため、株価も上昇していきません。
もちろんコロナウイルス蔓延→経済への打撃→企業への打撃→業績悪化→株価売られるという構図があるのは必然ですので、循環物色の流れだけではないのですが。
このように循環物色の流れに乗ることが出来れば、地合いの悪い相場であっても利益を伸ばしていくことが出来ます。
続いては自分が過去に経験した循環物色の流れを紹介していきます。
過去の循環物色の流れ
地合いが悪い時
地合いが悪い時は、正直どんな銘柄を買っても上昇していきません。
しかしそんな時でも上昇する株があるのです。
・・・それは
小型株!(クソ株!?)
です。
通常小型株は、理由があるから小型であるとは言われます。その企業の価値がその程度だからということで、クソ株認定される銘柄も少なくありません。長期間小型株である銘柄も数多くあります。
しかし地合いが悪く、全般的に銘柄が売られている時にあっては、1,000円以下の小型株が活況になってくるのです。これは自分が実際に経験したので間違いありません。
値上がりランキングを見ても、小型株の台頭が目立ちます。理由は、小資金でも買える手ごろ感からでしょうか。日経平均などは時価総額の高い銘柄が売られたり買われたりすることで指標が出来ています。つまり値段の高い銘柄が売られる(地合いが悪くなる)ので、大型株には資金が入らず、結果として小型株が買われてしまうからと考えています。
当然小型株に資金が入っても時価総額が低いので指数にはあまり寄与しませんからね。
地合いが悪い時は、小型株で勝負!というのも大アリでしょう。
決算時期
企業の決算は通常四半期ごとに行われます。
よく決算持越しのことを、決算ギャンブルなんて言いますが
これは、決算持越しに対するリスクを表しています。ぶっちゃけ良い決算でも悪い決算でも売られることがありますよね。なのでこの決算時期には決算銘柄を避ける動きがあります。
そんな折に買われるのは
直近IPO銘柄
というわけなのです。
特に上場して底値を試している銘柄などは、決算期に上昇し青天井入りする銘柄もあります。
決算時期には直近のIPOに注目しましょう!
特定のセクターが軒並上昇する時
これは自分も経験しましたが、特定のセクターが軒並上昇する時があります。
2019年
・バイオセクターの上昇
・ゲームセクターの上昇
・半導体セクターの上昇
・5G関連セクターの上昇
・量子CPセクターの上昇
2020年
・コロナウイルスセクターの上昇
ざっと思い返すだけでこんなにあります。
もちろんセクターの株だからと言って闇雲に買ってもダメですが、この波に乗れたら儲かっていたはずです。
バイオ株が上昇していた時は、オンコリスやアンジェスといった株が引っ張っていました。ゲーム株が上昇していた時は、コロプラやオルトプラスといった株が引っ張っていました。
2019年年末には5G関連銘柄が軒並上昇したり、2020年にはコロナウイルス関連銘柄が上昇していましたね。
こうした流れは無視できない資金の循環物色となります。
また特定のセクターを引っ張る銘柄があります。こういった場合は、そのセクターを引っ張る本命銘柄で勝負しましょう!
循環物色の流れを見極めるには
それではどうやって循環物色の流れを見極めたらいいのでしょうか。
それを考察していきます。
値上がりランキングをチェック
ヤフーファイナンスや株探の値上がりランキングをチェックしましょう!
これを欠かさずやることで、違和感を感じとることが出来ます。
あれ?この銘柄たちが上がっているなってのがわかってきます。
これを毎日の習慣にしましょう。
アプリにセクター群を登録
ネット証券に口座を開いている方は、アプリを使っていると思います。
そのアプリ上に監視銘柄として、色々なセクター群を登録しておきましょう。
上昇したか下落したがが色と数字で丸わかりですので、これを確認するだけでどこに資金が入ったかを理解することが出来ます。
これも習慣にしてみましょう。
株式投資における循環物色の流れ まとめ
いかがだったでしょうか。
ここまでの内容をまとめます。
・循環物色の流れを見極めることが大事
・地合いが悪い時 → 小型株
・決算時期 → 直近IPO
・特定のセクター値上がり → そのセクターの中心銘柄
・値上がりランキングや監視リストをチェック
循環物色の流れをマスターして、流れにのりましょう!
株式市場という荒波を乗りこなすサーファーに・・・!
なお投資は自己責任でお願いいたします。本記事が参考になれば幸いです。