企業分析

レアジョブの株価はなぜこんなにも上がっているのか!?

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レアジョブの株価はなぜこんなにも上がっているのか?

レアジョブの株価が上がっている理由は

ズバリ

英語市場の高まりを受けた業績の大幅な上振れ

株式分割の発表と東証一部鞍替の思惑

新高値・上場来高値更新という強いチャートを形成

この3点でしょう!!

ここではレアジョブについて基本情報からチャート分析、なぜ上がっているのかという理由の詳細分析と今後の株価予想を考察していきたいと思います。

レアジョブ 基本情報

レアジョブという会社の基本情報について調べてみました。

会社名:株式会社レアジョブ ※マザーズ上場

株価:5,050円(2019年11月22日現在)

時価総額:238憶円(2019年11月22日現在)

事業内容:オンライン英会話サービス事業、留学事業

英会話サービスや留学に関する事業を行っている会社ですね。

レアジョブ 事業内容を簡単にご紹介

ここでは、レアジョブの事業内容を簡単にご紹介します。

①オンライン英会話サービス事業:『レアジョブ英会話』

個人向けサービス法人向けサービス教育機関向けサービスなどがあるようです。

個人向けとしては、場所や時間を問わず毎日英語を話せるオンライン英会話サービスを提供しているようで、なんと1レッスン129円からという驚異の価格を打ち出しています。

えーっと、、、

自販機で買うコカ・コーラよりも安いです

なんて安さだ。。。レアジョブには5,000人を超えるフィリピン人講師がいるようですが、この安さで彼らの給料は大丈夫なのでしょうか。

なおホームページによると、1日の予約上限×31日間予約を行った場合、1レッスン当たり129円〜となるのは毎日100分プランが対象とありますので、詳細が知りたい方はレアジョブホームページをご参照ください。

またYouTubeに個人向けサービスに関する動画がありましたのでご紹介しておきます。

 

そして法人向けでは、社内研修や福利厚生として2,100社を超える企業に導入されているようです。けっこう使われているようですね。他にも教育機関向けサービスでは、増進会ホールディングスと提携しているようですし、二か月で英語力を強化するレアジョブ本気塾なるものも運営しているようです。

②レアジョブ英会話留学

こちらは、企業向けの海外留学サービスです。フィリピンの現地パートナーと協力して、短期間で英語力を向上させられるというもののようです。

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なぜレアジョブの株価が上がっているかをファンダメンタルから考察

レアジョブ 2020年3月期第二四半期決算短信

11月14日に発表された第二四半期決算短信によると

出典:レアジョブHP出典:レアジョブHP

 

第二四半期決算短信
・売上高2,083百万円(26.9%増)
・営業利益182百万円(895.8%増)
・経常利益172百万円(704.8%増)

売上高は上記資料をみると個人向けサービス及び法人向けサービスの両方が伸長しています。また営業利益と経常利益の伸長も著しいですね。そして

売上高、営業利益ともに上場以来、過去最高を更新!

だそうです。

出典:レアジョブHP出典:レアジョブHP

 

なんと過去最高益を見込んでいるようです。すごい・・・

内容を見ていきます。

なぜレアジョブはこんなに利益成長しているのか?

語学ビジネス市場の拡大

まずは英会話や英語の重要性が高まってきているという市場環境がありそうです。

出典:レアジョブHP出典:レアジョブHP

 

こちらの資料によると英語学習ニーズは右肩上がりで、2017年度で、3,500憶円もの市場規模があるようです。日本企業の海外進出や訪日外国人受け入れなど今後ますます英語学習ニーズは高まっていくと予想されます。

個人向けサービスと法人向けサービスの拡大

そのような英語学習ニーズの高まりを受けて、レアジョブの個人向けサービスと法人向けサービスが伸長しているようです。

個人向けはマーケティング活動の強化やサービス改善等により会員数が増加しており、法人・教育機関向けは営業体制の強化等により導入企業数、会員数が増加とあります。

2020年下期にかけて売上急増を見込んでいる

ホームページによると

法人向け英語研修の需要はグローバル化の進展や東京五輪を前に拡大傾向であり、大規模な研修にも対応、導入が進み、下半期は売上急増を見込む。

とあります。2019年10月には、JR東日本に英語研修プログラムの提供を始めているようで、こうした法人向けサービスは今後ますます加速していくことでしょう。

今後の業績見通し

レアジョブの今後の業績見通しが発表されています。計画の上方修正ですね。

出典:レアジョブHP出典:レアジョブHP

 

出典:レアジョブHP出典:レアジョブHP

 

3年後の2022年には、売上高623憶円、営業利益7億円、経常利益5億円を目指すようです。更なる業績の上振れが期待できますね!

さらに

東証一部上場

これを目指しているようです。まさに

登り竜!

といったところでしょうか。

今後の事業展開について

レアジョブによると

① グローバル言語としての英語が必要不可欠な時代の到来

② グローバルに活躍するために必要なスキル獲得へのニーズの高まり

③ グローバルに活躍できる人材への需要の高まりと流動性の上昇

という背景から、英語関連事業だけでなく、グローバルリーダー育成事業やキャリア関連事業にも力を入れていくようです。

考えてみると、グローバルに活躍できる人材はこれから海外進出を狙う日本企業に相当な需要がありそうです。

ま、自分は全く英語は話せませんがね!!(ドヤァ)

ドヤ顔できませんね。。。泣

(自分はポケトーク買ってこれからのグローバル市場をしのごう・・・)

 

・・・ということで、レアジョブの株価がなぜこんなに上がっているのかという理由が業績や資料からわかりますね。

・業績は上方修正し、将来性もある

・市場は右肩上がり

・将来の事業展開にも期待がもてる

といったところでしょうか。

株式分割の発表

そして、2019年11月14日に1:2の株式分割を発表していますね。

株式分割によって、手に取りやすい株価になり、さらなる株式の流動化が促され株主も増えることが予想され、これが好感されていると思われます。

株式分割は、2019年12月5日を予定しています。

なぜレアジョブの株価が上がっているかをテクニカルから考察

月足チャートをみてみた!(2019年11月22日現在)

こちらが、レアジョブの月足チャートになります。

凄まじい伸長ですね。。。まるでストリートファイターのリュウ

昇竜拳!

って感じの上げ方です。これはもう一発KOのやつです。

ここ最近はマザーズ市場の伸長もあって、投資資金が向かっているようにも思われます。

日足チャートをみてみた!(2019年11月22日現在)

次は日足チャートをみてみましょう。

こちらも昇竜拳ですね。ブレイクから新高値を更新している非常に強いチャートパターンになっています。

新高値を更新すると言うことは、それまでにレアジョブの株を購入している人全てが含み益になっているということを意味し、極端に売り圧がなくなり、スルスルと上がっていくことを意味します。

またレアジョブについては、新高値を更新しているだけではなく、上場来高値も更新しているため、実質

青天井

となっています。すごいですね。さてどこまでいくのやら・・・

レアジョブの株価はどこまで上がる?

とはいいながら永遠に上げ続けることがないのも株の世界。

レアジョブの株価がどこまで上がるか考えてみます。

現在の時価総額が238億円、2020年通期予想の経常利益が3.5億円。となると適性時価総額は35億円くらいです。株価になおすと、740円くらい。。。これはもう

バブル

です。古き良き時代が思い出されます。(自分は経験してない)

2022年通期目標の経常利益が5億円ということは、今から3年後の適正株価を出すとしても、1,050円くらい・・・

株式分割を考慮しても、割高感は否めないです。しかしながら、ストリートファイターのリュウの昇竜拳はすごいかっこいい(全く関係ない)し、新高値・上場来高値更新・東証一部鞍替等を考慮するとまだまだ上昇しそうな気がします。

当面の目標株価

ただし当面の目標株価としては、時価総額250憶円というラインが節目となるでしょう。

株価にすると、5,300円というラインですね。ここは目指すでしょう!!

まとめ

レアジョブの株価がなぜこんなにも上がっているのか

まとめます。

・市場環境の拡大、業績好調、将来性も抜群

・株式分割の発表と東証一部鞍替思惑

・新高値、上場来高値更新チャート

こうした市場環境の変化に伴い、今後ますます英語ビジネスは拡大していくでしょう。株式分割し、押し目がきたらぜひ買っておきたい企業になりますね。東証一部鞍替となるとまた株価は上がるでしょうし、今後も要チェックな企業になります。

この記事が参考になれば幸いです。ただし投資は自己責任でお願いします。

2019年12月27日 追記

記事掲載からその後のレアジョブ

レアジョブは記事掲載からその後テンバガーを達成しました。

株式分割も行ったり、IRが出てきたりしていますので、2019年12月27日に追記しておきます。

●12月2日 IR 株式の立会外分売

レアジョブによると、12月10日~13日立会外分売を行ったようです。これこそまさに東証一部昇格を狙ったものですね。これによって、株主数が増加し、株式流動性が高まります。東証一部昇格を狙った立会外分売はポジティブIRといえるでしょう。

●12月23日 信用規制解除

信用取引規制が解除となりました。これで信用取引が活発になることが予想されます。なお現在チャートは横ばいで力をためているように感じますね。

以上になります。またIRやビッグなニュースがあれば追記していきます。

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