企業分析

オイシックス(3182)の好決算からみるアフターコロナへの考察

オイシックス(3182)の好決算が出ましたね!

今回はオイシックスの好決算からアフターコロナでの需要がどういったものになるかを考察してみました。

ざっくりとまとめると

・宅配好調

・家庭内消費の増加

・EC市場の拡大

この辺になるかと思います。

それでは簡単に掘り下げていきましょう!

オイシックス(3182) 第一四半期決算について

まずはオイシックスの決算についてみてみましょう。

出典:株探出典:株探

 

第一四半期決算ですが、売上・利益ともにかなり拡大しています。

要因としてはいくつかあります。

・コロナによるすごもり需要でオンライン経由での購買行動が増加した

・宅配事業の増加に伴い会員数も順調に拡大

・新規顧客開拓を少し止めていたため販管費が削減され利益が創出された

結果として、売上・利益の増加に繋がったわけです。

スーパーマーケットもそうですが、チラシなどを自粛した結果販管費が削減されているにも関わらずすごもり需要で売上は落ちていないという構図がありました。これがオイシックスにも形は違えど当てはまっていそうですね。

またオイシックスは大戸屋との提携を発表しています。

今後のサービスにも期待ができますね。

オイシックス(3182)のチャートについて

次にオイシックスのチャートをみてみましょう。

出典:株探出典:株探

 

月足チャートですが、上場来高値を更新しています。

この決算や提携の発表から、更なる高値更新が期待されるようなチャートになっています。

一般的に上場来高値ということは、これまでに買ったすべての人が含み益となるため売り圧は少ないと考えられます。そのため上場来高値更新チャートは青天井になりがちです。

ただし時価総額が974憶円と小型ではないため、1000憶円付近で調整がある可能性もあります。

ですのでこれからオイシックスへの投資を考える際は押し目を待ってエントリーした方が安全かもしれませんね。

アフターコロナでの考察

決算シーズンも終わり、アフターコロナでの考察をしてみました。

①EC市場の拡大

②宅配市場の拡大

③家庭内消費の拡大

まず①について。

ECとはエレクトリックコマースの略で、オンライン市場を指します。外に出て何かを買うよりかはオンラインでものを買う。こうしたトレンドがより強くなりつつあります。

これはオイシックスだけでなく、COTTAやBASE、ジェネレーションパスなど関連分野での好決算が出ているので見逃せないトレンドになりますね。

次に②です。

すごもり需要で宅配好調となっています。出前館も決算こそ減益予想となりましたが株価は好調です。こうしたトレンドは今後も継続するでしょう。

最後に③です。

ベガコーポレーションもそうですが、家庭内消費が増えています。料理だけでなく家具などもそれにあたりますね。家庭内消費が上がるということはスーパーなども該当します。

まとめ

いかがだったでしょうか。

結局のところ、オイシックスの決算は良かったね!

・・・

というだけではダメだということです。

ダメではありませんが、何故好決算なのか、どういった背景があるのかに注目することが非常に大切です。

これに注目することで、他の銘柄への投資の目が養われるのです。

また銘柄が上がっているのには理由があります。その理由を探り、背景を考えること。

これを癖づけることをオススメします!

以上です。参考になれば幸いです。

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