株で失敗して損をした体験談をまとめてみました
はじめに
ここでは、自分が株を始めてから、やらかしてしまった失敗体験をまとめてみようと思います。2018年10月から始めて数々の失敗をやらかしました。ただし、この体験が今の自分を作っています。
この体験を教訓として、また忘れないように備忘録として書き記したいと思います。
株の失敗体験談と対策まとめ
株の失敗体験談①株を底値で買ったと思ったのに・・・
まずはこちら、TDSE(テクノスデータサイエンスエンジニアリング)という会社になります。日足チャートをみてみます。
一度3月下旬に4,600円をつけていますね。そしてまた一度底を試し、4月中旬に再度底を試しています。3度底値を確かめたんだから
上昇だろう!!!
と考え、購入しました。いわゆる底値買いってやつですね。はっきり言ってこれ以外に買いの根拠はありません。当時は超絶初心者だったもので・・・
そうしたらやや上がり、やっぱりなとドヤ顔をしていたところ決算発表があり
一気に下落!!!
なんてこった・・・、なくなく損切をしました。
この失敗をどうすれば防げたか?
これを考えてみます。まずIPOであったため、底値が不安定で移動平均線もありません。また業績も特に見ておらず、根拠のない支持線での買いという不確かなエントリーになっていました。また逆指値も設定していませんでした。
対策としては
・IPO銘柄の底値買いはしないこと
・業績をまずは確認すること
・逆指値の設定をして、早めの損切をすること
こちらを考えました。この教訓を活かしていきたいと思います。
株の失敗体験談②ある株の決算ギャンブルで大失敗・・・
続いては、決算跨ぎで失敗してしまった事例です。ログリーという株になります。
この4月下旬に、ログリーという株を買いました。Twitterでも話題に上がっており、初心者の自分は、底値だし、決算も良好そうだし、みんな呟いてるし
絶対買いだ!!!
と思って、信用取引も使ってかなりの株数を買っていました。今回はTDSEの反省を活かして、業績も見ていました。(直近決算までかなりいい数字できていました)
今回も上方修正だろうと思い込んで全力ホールドをしていたわけです。決算前は陽線の連続で、期待は最高潮です!
しかし・・・
直近四半期の決算が最悪に悪い・・・・・・
なんだこれは。
金曜日で、大引け後の決算発表でした。この時ボーリングをしていたのですが、PTSをみて指が震え、3連続ガーターを出してしまったことはいい思い出です。笑
今でこそ笑って書いていますが、当時はとんでもなく震えていました。結局翌週の月曜はギリギリで寄って、ストップ安。
なんとか損切できましたが、大損してしまいました。株価は翌日も大きく下げています。これはログリー事件として深く心に刻まれました。
この失敗をどうすれば防げたか?
このログリー事件を受けて、どうすれば防げたかを考えてみます。まずTwitterの呟きをそのまま真に受けてしまっていたことが反省点です。また決算を跨ぐというリスクも理解していませんでした。さらに信用取引で大きく張っていたこともリスクがありました。
対策としては
・Twitterの呟きは買い煽りだと知る
・決算は跨がない、跨ぐとしても小ロット
・信用取引を使うポイントを誤らない
こんな感じです。信用取引は天使にも悪魔にもなる取引です。使いどころは間違えないようにしましょう。また決算に絶対はなく、良くても売られる可能性があります。跨ぐなら小ロットや相当含み益が出ている状態でない限り、リスクが大きいと知るべきです。またTwitterの呟きは買い煽りであることが多く、自分で判断できるようになりましょう。
株の失敗体験談③株の高値掴みで上髭の頂点をつかんだ男の話・・・
今回は、デルタフライファーマというバイオ株に関する失敗です。
なんだかさっきからチャートが似てますね。笑
この3月下旬のチャートをみてください。めちゃくちゃ上げてますよね?
ちょうどこのころオンコリスバイオファーマというガンに関する薬を作っている会社が上昇していたころです。この会社もガンに関する薬を作っている会社なので、それ関連の思惑で上げていました。
またなんの根拠もなく、高く買われて上昇していたので、思わず
乗り遅れたらまずい!!
指が勝手に・・・買いだぜ!!!
と大きく上がっている時に買いを入れていました。するとどうでしょう。
自分が買った瞬間から一気に下げていき、含み損一直線!上髭の頂点で買ってしまっています。なんと愚かなことでしょうか。
高値掴みの称号を欲しいままにしています
思惑で一時的に上げていただけなので、下がるのも早い・・・その後のチャートは見ての通りです。
思惑で上げた株は下がるのも早いんです。。。
この失敗をどうすれば防げたか?
今回の失敗の肝は、乗り遅れたくないという心理から上げている株を高値で掴んでしまったということです。これは初心者だったら誰もが経験していることでしょう。
また今回も逆指値を設定していませんでした。。。学んでいない。。。
対策としては
・思惑で上げた株は下がるのが早い、思惑かどうかを見抜くこと
・逆指値を設定しておくこと
・高値掴みをしない(シンプルに)
こんな感じです。シンプルな対策ですね。これを徹底したいと思います。
株の失敗体験談④株の信用取引を使って全力買いして失敗したこと・・・
今回は、エスプールという株での失敗です。チャートをみてみます。
この3月末に大陽線をつけ、上方ブレイクしてきました。この時ブレイクトレードを行っていたため、すぐに
ブレイクした!買いだ!買いだ!
と思い信用取引を使って、また全力買いしていました。するとどうでしょう。
みるみる下げていくではありませんか(匠の技)
何故!?ブレイクトレードは失敗することもよくあります。また全力買いしてしまっており、含み損が膨らむことに耐え切れず、損切してしまいました。
そしたら、その翌日から急上昇。悲しみの中、株価は飛んでいくのでした。。。
返してください(切実)
そう呟いても、そう願っても後の祭りでした。
この失敗をどうすれば防げたか?
今回の失敗では、信用取引を使って全力買いをしていたこと、これにつきます。また分割して売買することが重要だということを学びました。
対策としては
・信用取引を使うときは、全力買いしない
・分割売買を徹底すること
こうしておけば突然の下落にも耐えることが出来ます。また下で買い増すという選択をすることができますね。この失敗からはこの教訓を得ました。
株の失敗体験談⑤株を損切したら、戻ってきたパターン・・・
ここでは、ソフトマックスという株をみてみます。
こちらですね。6月初旬にかなり上昇しています。例のごとくブレイクした!と思ってヒゲの頂点で掴んでしまいました。(また学んでいない・・・)いまだ高値掴みの称号を欲しいままにしています。
そして高値掴みですので、下落に従って損切。するとどうでしょう。株価が
戻ってきているではありませんか!(再び匠の技)
なんということでしょう。むしろ買った位置より、上がっている・・・
なんてこった・・・呟いても後の祭り。損切貧乏ってやつですね。
この失敗をどうすれば防げたか?
また先ほどの例と同じですが、高値掴みをそもそもしないこと、分割売買をすること、待ってみることなどが対策として考えられますね。
対策としては
・高値掴みをしない、座して待つスタイルの確立
・分割売買を徹底すること
・好業績株であったので、押し目を形成する可能性を信じて待ってみること
こんな感じです。この経験を教訓にしていきます。
株の失敗体験談⑥欲を書いてしまったが故に利益を失ってしまった・・・
人間の欲とは底なし沼のようですね。ここではつい最近の三桜工業という株の話です。
こちらになります。10月下旬から猛烈に上がっていますね。実はこの上昇の初動で買っていました。そしてまた翌日買い増しし、この時点で利益はかなりのもの。
掲示板を見ると、お花畑状態で、みんな夢を見ています。もちろん自分の頭の中もお花畑状態でした。
そして迎えたあの日の朝。
まだまだ株価は上がると信じて、買い注文を入れていました。
買い気配が上がっていき
これ今日寄らないんじゃね?
なんてウハウハで見ていました。そうするとストップ高で注文が約定されました。
寄った後で空売り巻き込んで張り付けるやつね!
なんてドヤ顔をしていると何やら不穏な気配。
なんか弱いな。まあ大丈夫っしょ。
とタカをくくっていたら、徐々に売られていき、そして
売り連!!!!!!!???????
この日は偶然相場を見続けていたため、逆指値も設定していませんでした。いざとなったら売ればいいやって思っていたので。
でも売るに売れません。涙。。。
全然買い注文が出ず、なくなく損切。上で買った玉が大きく、下で買っていた玉の利益を圧迫して損失を出してしまいました。。。
これは富士興産という株ですが、以前にこんなチャートを見ていましたので、これになる恐怖からなくなく損切してしまいました。
そうすると株価は買われていき、大きく下髭をつけたというわけです。ひどい。。。
いまだ株価はこの水準にはなっていませんが、大反省でした。
この失敗をどうすれば防げたか?
まずは欲をかきすぎないこと。これは本当に難しいことですが。さらに言うと想定株価の算出をすること。そして信用取引の買い残を確認することが考えられます。逆指値の設定は必須ですが、売り連になってしまうと売るに売れないこと、今回は相場を見れていたのでしていなかったのは、しょーがないと感じています。
対策としては
・欲をかきすぎない、適度に利確すること
・想定株価をしっかり意識しておくこと ※決算からみると1,500円くらいが適正か
・信用取引の買い残をしっかり見ておくこと
こんな感じです。自分はテクニカル分析だけをしてきましたが、しっかりファンダメンタル分析もしないといけないなと感じました。そうすることで適正株価がわかり、2,000円もの株価は買われすぎだということが分かったはずです。
また信用買い残が200万をこえていました。これは信用取引を使って買っている人が多い、ということになります。信用取引は返済期限が決められており、将来の売り圧になります。またこの信用取引が多いと個人投資家が多いとみられ、機関投資家が空売りを狙ってくるので注意しないといけません。色々なことを学ぶことが出来ました。
株の失敗体験談まとめ
色々な失敗をしてきました。これ自分も!なんて失敗もあることかと思います。自分は含み損になってしまうなら、切ってしまおうというタイプですので損切貧乏です。
塩漬けしてしまっているわけではないのですが、さすがにメンタルブレイクです。
しかしながら、これだけの体験をしていることは貴重なことだと捉えしっかりと、教訓としてまとめたいと思います。
・信用取引を使うタイミングを考えること(なんなら現物メインとすること)
・決算は基本跨ないこと、跨ぐ時は小ロットにすること
・全力買いはせず、分割売買を行うこと
・しっかり業績も確認すること
・逆指値の設定は行うこと
・高値掴みをしないこと、待つこと
・信用買い残を必ず確認すること
・安易な底値買いはしないこと
・チャートが崩れない限りは、待ってみること
こうした教訓を生かして、また頑張っていきたいと思います。失敗したときはこの記事に立ち返って、初心を忘れず、努力していきます。
この記事が参考になれば幸いです。