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増し担保になった銘柄はその後どんな値動きになるの?
株式投資において、増し担保という信用取引の過熱を抑える規制があります
増し担保規制の対象となった銘柄を保有したり、エントリー対象にしたりと
いったこともあるでしょう!
そこで・・・
増し担保銘柄がその後どんな値動きになるか知りたくありませんか?
本記事では、株初心者向けに
増し担保銘柄のその後の値動きについて
検証してみました!
・増し担保銘柄のその後の値動きを検証 ※2021年1月銘柄で検証
・株初心者向け
増し担保銘柄の値動きを知ることはとても重要です!!
本記事を読むと
増し担保銘柄とその後の値動きについて理解が深まるはずです!!
ぜひ参考にしてください!
Contents
増し担保規制とは?
まずは、増し担保という規制について簡単にご説明します
ある銘柄の委託保証金率が通常の30%よりも引き上げられる制度のこと
通常、信用取引は30%の委託保証金率を維持していれば今持っている現金よりも
多くの取引が可能になる制度です
ある銘柄に材料などが出て信用取引に過熱感が出てしまうと株価は上下に乱高下し
投資家に大きな影響を与える可能性があります
この影響を少なくし投資家を保護するために、この規制が実施されているわけです
増し担保規制の他に、日々公表銘柄への指定というものもあります
これは取引への過熱感が出ている銘柄を広く周知させる意味あいがあります
特に委託保証金率が変動するわけではありません
さて何らかの理由によって、増し担保規制がかかった銘柄はその後
どんな値動きをするのかについて次章からみていきましょう!
※好材料が出て株価が上昇している時に増し担保規制がかかることが多いです
増し担保銘柄のその後の値動きを検証!
さて、それでは2021年1月執筆現在で増し担保銘柄となっている銘柄や直近で解除と
なった銘柄についていくつか検証していきましょう
なお増し担保規制の対象となっている銘柄はリンクから確認できます
①三光産業(7922)の場合
こちらは赤丸の時点で増し担保規制がかかった三光産業の日足チャートです
委託保証金率は50%以上となっています ※以下全て同じ
このパターンでは、増し担保規制をものともせずに第二波がきて上昇していますね
明確な材料はありませんが、高機能マスク製造への思惑が働いている状況でしょうか
株価もそこまで高くないので、増し担保規制がかかっていても買えてしまいますね!
時価総額も43憶円と小型ですので、値動きが軽いという印象です
ただあくまで思惑での上昇ですので、長く続くわけではない気もしていますね
今後の値動きに注目です
②神栄(3004)の場合
こちらは赤丸時点で増し担保規制がかかった神栄という銘柄の日足チャートになります
信用取引規制がかかってやや株価上昇は控えめになっているでしょうか?
こちらは、コロナワクチン関連の思惑や受注IRによって株価上昇しています
実際に受注IRが出ていることから、今後もさらなる思惑や事象が継続する可能性があり
増し担保規制ではありますが、上昇する可能性もあるでしょう!
こちらも今後の値動きに注目です
③大日光(6635)の場合
こちらは赤丸時点で増し担保規制がかかった大日光という銘柄の日足チャートになります
増し担保なのに、じわじわと株価は上昇しています
好決算やIRが出て3連続ストップ高まで買われた銘柄となります
時価総額も47憶円と小型ですので、まだまだ上昇余地はあると考えています
大日光で注目すべきは、907円をつけた日の翌日が陰線となっている点です
増し担保規制の解除にはいくつかの条件があるのですが、それを満たしそうだということで
直近でやや買われていたのですが・・・
終値で増し担保解除が遠のいたという失望から若干の売りが出て陰線となってしまいました
この増し担保規制の解除に伴う攻防は学んでおいて損はないはずです
増し担保銘柄の解除がどうなっているのかを調べる癖をつけておきましょう!
増し担保規制解除についても上記サイトから確認できます
④土屋HD(1840)の場合
最初の赤丸で増し担保規制がかかった土屋HDという銘柄の日足チャートになります
また後の赤丸で増し担保規制が解除されています
こちらは増し担保規制から株価は横ばいに推移し、解除に伴い下落しそうな動きです
好決算から株価上昇したのですが、直近では奮わないですね
信用取引規制には信用買いの抑制だけでなく、信用売りの抑制といった側面もあります
そこで増し担保規制解除とともに空売りが入ってくることも予想され、結果として
下落してしまう可能性もあるのです
増し担保解除で必ずしも上昇するわけでもないということですね!!
以上が増し担保銘柄の検証でした!
増し担保銘柄のその後の値動きを検証 まとめ
さて、増し担保銘柄のその後の値動きがなんとなくでも理解頂けたでしょうか
全てを網羅しているわけではないですが、いくつかのパターンは出ていましたね
まとめると
・規制されてすぐは下落
・材料や思惑によっては上昇する可能性あり
・増し担保解除ラインを伴う攻防に注目すべき
・増し担保規制解除で必ずしも上がるわけではない
こうした特徴がありました!
もちろん地合いにもよりますが、覚えておくべきですね!!
増し担保銘柄について理解を深め、今後の株式投資に活かしていきましょう!