■損切について
ここでは株の損切について考えてみます。
損切ときいて頭が痛くなる人もいるのではないでしょうか。
損失を確定させるという行為は、かなりやりにくい行為かと思います。
なんせ損切して、株価が戻ってきた日には・・・
もうやけ酒ですわ・・・
しかも割と多いって言う・・・
自分の場合は、損切は早くて
『またやっちまった、戻ってきた~』
ってパターンが多く、損切貧乏になってしまっていました。
そうなんですよ!
戻ってくるかも・・・
この考えが非常にまどろっこしい。
これがあるがゆえに損切できないし、した後に後悔する・・・
しかしながら
全然戻ってこない!含み損が増えていく・・・
このパターンもあります。
資金力に余裕のある方は、ホールドしておけばいいでしょう。
しかし弱小余力の僕は、信用取引も使っているのでこんなもん
ホールドしていたら、すぐに『追証』になってしまいます。
※『追証』は損失額が証拠金を上回り、取引を継続するには追加で入金が必要な状態です。
はい、初心者の頃は
しょっちゅう追証になっていました。
もう追証なりすぎて
『はいはい、きればいいんでしょう、きれば』
と半ば自暴自棄になっていました笑
これではダメですね。。。
何を言いたいかというと
損切は大切だということと、初心者の方は損切はしたほうがいいということです。
これは、『インフォネット』という株の週足です。
2019年7月に上場したばかりの株ですが
どこまで落ちんねん!
といった状況です。
塩漬けになっている人もいそうです。
まあ気長に待っていれば上がってくるかもしれません。
でもそれっていつ?
不明です。
ここで大事なことは
×上がる見込みのない株を買って上がるのを待つこと
より
●上がる見込みのない株を損切して、ほかの上がりそうな株を買うこと
こっちのほうが大事だと僕は考えています。
上がらない株を持つことで、上がりそうな株を買えないという機会損失
をしている
という考え方です。
それではいつ損切したらいいの?
という声が聞こえてきそうです。
僕が考える損切ポイントは
サポートを割ったら
もしくはサポートを割りそうだなと思ったら
です。
自分の場合はブレイクトレードをしておりますので
ブレイクしてからサポート(支持線ともいいます)を割ったら
もしくは割りそうなチャートをすれば損切するという考え方です。
わりと早いです。
人によっては、エントリーポイントからこれだけ下がれば
機械的に損切するといった形もありますね。
これはもう完全に人によりますので、正解はありません。
中には
秘術 『無限ナンピン!』
というナルトでいう血継限界みたいな技もありますが
初心者はマネしてはいけません。
※これは株価が下げれば、買っていき平均単価を下げていくという買い方です。
資金力があればこうした買い方もできます。
『マーチンゲール法』という考え方ですね。
自分には血継限界などなく、地道な忍術修行しか知りませんので
この秘術は使いません。
ただし、この株は一時的に下げている(つまり押し目を形成している)
と思ったときはナンピンすることもあります。
OSGコーポレーションやコロプラではそんな感じにしています。
これもケースバイケースですので、その時その時で判断します。
損切については、奥が深く自分もまだまだです。
これからも深く考えていくことになるでしょう。
この考えが皆様にとって、参考になれば幸いです。