テクニカル分析

株式投資における時価総額は、チャートに現れます!

はじめまして!むぎちゃんのカブログです。

今回の記事は株式投資における時価総額の考察になります。

時価総額という言葉は聞いたことがあると思います。企業価値を示す指標ですが、これは株式投資において重要な指標となります。

特にテクニカル分析におけるチャートに影響を及ぼすとなれば、どう影響するのか知りたくありませんか?

本記事では、時価総額がどのようにチャートに現れてくるのか、それをどう活かせばいいのかを考察していきます。

株式投資における時価総額を確認し、チャートを予想できる力をつけましょう!

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株式投資における時価総額とは

まずは簡単に時価総額についてご説明します。

時価総額とは

・企業の価値を示す指標であり、大きいほど企業買収されにくくなる

・株価×発行済み株式総数で計算できる

時価総額が高いと、流動性が高くなり安定した値動きとなります。逆に時価総額が低い小型成長株なんかは、ボラティリティが高く刺激的な値動きとなります。

時価総額が高い企業は信頼性が高く、有名な企業も多いです。

中小型株や成長株に投資する際は、時価総額が重要な観点になるので覚えておきましょう。

例えば、「1兆円もの時価総額がある企業が1兆1千億円をめざします!」というIRより「20億円の時価総額の企業が、100憶円を目指します!」というIRの方がインパクトがあります。

そして時価総額を考えることで、その企業が相対的に割安か割高かを考えることも出来るのですがそれはファンダメンタル分析になりますので、ここでは割愛します。

本記事はテクニカル分析ですので、この時価総額がチャートにどのように現れてくるのかを実際のチャート事例に基づきご説明します。

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時価総額がチャートに現れる事例を説明

さてそれでは、時価総額がチャートに現れる事例をご説明しましょう。

(3681)ブイキューブの事例

東証一部上場のブイキューブという銘柄になります。

出典:株探出典:株探

 

こちらはテレワーク関連銘柄の株です。印をつけた1,000円付近と1,500円付近をみてください。こちらは節目でもあるのですが、時価総額からみても重要なポイントになっています。

まずは、1,049円のラインで跳ね返っていますね。この時の時価総額は254億円とまさに250億円という時価総額の節目なわけです。

そして、1,483円のラインでも跳ね返っていますね。この時の時価総額は360億円とまさに350億円という時価総額の節目が意識されています。

同時に1,000円や1,500円といったキリのいい数字はチャート上の節目と意識されやすく、目先の抵抗線となりえます。これも覚えておきましょう。

重要なことは、株価は上昇トレンドを描きながら、キリのいい時価総額を目指していく、ということです。また時価総額は抵抗線として意識されやすいということも重要です。

これはブイキューブの例ですが、他にも色々なチャートで時価総額は意識されています。

(4588)オンコリスバイオファーマの事例

こちらは東証マザーズ上場のオンコリスバイオファーマという銘柄になります。

出典:株探出典:株探

 

こちらは、テロメライシンというガンに効く薬で一世を風靡したバイオセクターの銘柄になります。

注目すべきはこの3,500円の節目です。キリのいい節目という点もそうですが、時価総額は約500億円とこちらも意識されています。まさにこのラインが抵抗線となり、ここから上昇はしていませんね。

上記2例のように、時価総額は節目として意識されやすく、抵抗線にもなりうるのです。

逆に考えると、この時価総額の節目を超えてくるとトレンドが出てくることがあります。これも重要ですね。

時価総額を知って、株式投資に活かすには

それではテクニカル分析として、時価総額を知ったあなたはどのように活かすことが出来るでしょうか。

具体的にはこうです。

①エントリーポイントを絞る

②利益確定(空売り)に活かす

まずは、こうした節目や時価総額ラインでエントリーをしないということです。抵抗線になりえる可能性があるため、ここでエントリーしてしまうとすぐに下落し含み損を抱える可能性があります。

またすでにポジションを持っている人は、利益確定タイミングにすることが出来ます。また空売りタイミングにもなります。こうした観点があるから、節目となりやすいという意味もありますね。

上記点を考慮することで、株式投資の上達が図れることでしょう。

株式投資における時価総額とチャート まとめ

いかがだったでしょうか。

テクニカル分析において、企業の時価総額は重要な抵抗線となりうるのです。時価総額は企業価値を示す指標というだけではなく、抵抗線を示すという重要な点を示唆しています。

あらためてまとめます。

・時価総額は企業価値を示す

・時価総額はチャートにおいて、キリの良い数字を目指していく

・時価総額は抵抗線となりうる

・時価総額を知ることで、エントリーや利確ポイントを絞ることが出来る

時価総額の考え方を知るだけで、株式投資の上達は早まることでしょう。本記事で学んだ内容をぜひ活かしてください。

なお投資は自己責任でお願いいたします。

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