2020年8月28日、安倍総理が体調不良を理由に辞任を表明されました。
これに伴い、日経平均やマザーズ、ジャスダック全ての市場が一時暴落しました。
アベノミクスで株高を演出してきた安倍総理の辞任が今後、株式市場にどういった影響をもたらすのかを考えてみました。
ズバリ今後の株式市場は
・調整期を経て、下落トレンドに向かう?
・アベノミクスという株高を牽引してきた安倍総理の辞任は天井フラグ?
と予想します!
それでは具体的にみていきましょう。
安倍ショックと日経平均
まずは2020年8月28日の日経平均をみてみましょう。
こちら5分足です。
14時10分に日経平均は、22,594円をつけ一時的に600円以上の暴落となりました。
恐ろしや・・・
これは安倍ショックといっても過言ではないでしょう。アベノミクスを牽引してきた方だけにこの辞任は衝撃を与えそうです。
日経平均終値は、22,882円となり前日比1.41%の下落となりました。
日足はこんな感じです。移動平均線の中期線までは戻しましたが、正直なところ上値は重いと思われます。
実体経済とかけ離れた株高だけに、怪しいところです。
正直なところ、二番底の形成は歴史が証明しているので、もしかするとここから二番底の形成に向かうのではないでしょうか。
この安倍ショックは悪夢の始まりにすぎなかったと・・・
安倍ショックとストップ安
参考までに本日ストップ安となった銘柄を挙げておきます。
11銘柄あり、ほとんどが最近狂ったように上げていたIPO群でした。
やはり実体のないバブルは弾けるのも早い・・・
しばらくは様子見ですかね。
安倍ショックと今後の株式市場について
冒頭で、安倍ショックで今後の株式市場は下落トレンドに向かうと予想しました。
日経平均は頂点にトレンドラインを引くと、そろそろ天井となっています。
正直なところ実体経済は確実に悪いなか、コロナ前まで株価が戻っていることが違和感です。ですのでここらへんで調整を挟み、下落に転じていくのではないでしょうか。
ただしマザーズなどはトレンド転換していますので、日経平均に追随するかどうかは不明です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
根拠が薄いですが、アベノミクスという株高を演出してきた本人の退陣は株高への天井を示唆していると思わざるを得ません。
新興市場はトレンド転換したばかりですので、まだいいかもしれませんが日経平均は怪しい限りです。
まああくまで予想なので、参考にしてもらえると幸いです。