東証二部上場のオーミケンシ(3111)が2連続でストップ高となっています。
今週は安倍首相辞任の発表で株価が大きく下がったなか、寄らずのストップ高を演出しているため相当強い材料が関係していると感じざるを得ません!
そこで、オーミケンシのストップ高となった材料や理由を調べてみました。
ズバリストップ高要因としては
・新しいタイヤ素材の開発を行ったという日経新聞の情報が出た
これが起因していると思われます。
以下、オーミケンシの会社概要から材料について紹介していきますね。
オーミケンシ(3111) 会社概要
まずはオーミケンシの会社概要になります。
東証二部上場の会社で、本社は大阪です。設立は大正時代・・・古!!笑
かなり昔からあるようですね。最近IPOばかり調べていたのでGAPがすごい・・・
レーヨン事業がメインで、食品製造や不動産事業など幅広く手掛けているようです。
レーヨンは、環境に優しい繊維みたいですね。知らんかった。
事業に対しては、やさしさをもって取り組んでいるようなやさしい会社、それがオーミケンシという会社みたいですね!
・・・ただし!
2020年5月発表のIRで、不採算事業からの撤退を表明しております。
不採算事業から撤退して、会社をたてなおすということですね!良いと思います。
撤退して黒字となれば株価も上昇することでしょう。
なお時価総額は2020年8月29日時点で35.5億円程度の小型です。
オーミケンシ(3111) 決算
それでは次にオーミケンシの決算をみてみましょう。
赤字ですね。。。ただ2021年度は赤字縮小の見込みとなっています。これは上記不採算事業からの撤退や既存事業の改善というところがありそうです。
直近の決算も微妙ですね。。。
この状況だけみると、とても買えませんがきっと材料が強いのでしょう!!!!
オーミケンシ(3111)がストップ高した材料とは?
それではオーミケンシがストップ高をつけた材料について紹介しましょう。
①パンクしても一定距離走ることが出来るタイヤ素材を開発した
②第二四半期業績に固定資産売却益を計上
この2つが株探からありましたが、おそらく上の材料が強い材料だと予想します。
・・・しかし!
会社HPをみてもそれらしいIRは出ておりません。
これは日本経済新聞に掲載された内容みたいですね!
株探をみると
パンクしても一定距離を走れる「ランフラットタイヤ」向けの新素材を開発したと報じられている。開発したのはタイヤの骨格部分「カーカス」に使われる繊維素材であり、同素材によって、パンクしても内部の補強ゴムの力で形状をある程度保つことができるようだ。また、従来の素材に比べ価格は半分程度、製造時に出るCO2の量も5割以上減らせるもよう。事業転換の柱への成長も期待する流れになっている。
という内容が書いてあります。
日経新聞によると、EV向けの需要を見込み、2021年度中の実用化を目指すとあります。これが実用化すれば一気に黒字転換、及び業績改善につながりそうです。
株価は半年先から1年先を織り込みますので、強い思惑が先行しそうな状況です。
欲を言えば2020年度中に実用化出来ていれば実需に伴う思惑だったのですが。
いずれにしても強い材料だと感じざるを得ません!
オーミケンシ(3111) チャート
最後にオーミケンシの月足チャートをみてみましょう。
これをみると、上場来安値に迫る超絶底値圏であると思われます。
まあ決算だけみると否めません。
しかしこの材料と不採算事業からの撤退を表明しているので、株価はここから上がってくることは想像に難くありません。
今後に期待です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
オーミケンシは決算状況こそ悪いですが、不採算事業からの撤退と強い材料、チャートが底値圏ということでここから株価は上昇トレンドに入っていくものと予想します。
このタイヤ素材IRが今後出てくると考えると、思惑相場はしばらく継続するでしょう。
今後に注目したい銘柄です!
本記事が参考になれば幸いです。なお投資は自己責任でお願いします。