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AKIBAホールディングスの株価分析
AKIBAホールディングス 基本情報
株式会社AKIBAホールディングスという会社になります。私は敬称を込めてAKIBA君と呼んでいます。
AKIBAホールディングスに加え、事業会社5社による企業集団のようです。
設立は1983年で、本社は東京都中央区築地。(秋葉原じゃないんだ・・・)
決算は3月期となります。現在はJQ上場で、株価は11月17日現在5,230円。時価総額は48憶円。
ホームページを見ても、理念らしきものは見当たりませんでした。
AKIBAホールディングス 事業内容
AKIBAホールディングスの事業内容をざっくり記載しておきます。
①「電子部品の製造販売事業」(株式会社アドテック)
②「通信コンサルティング事業」(株式会社バディネット)
③「コールセンター事業」(アイコニックストレージ株式会社)
④「高度計算機の製造販売事業」(株式会社HPCテック)
これに株式会社エッジクルーという会社がありますが、事業をバディネットに移管したようです。電子部品の製造販売やコールセンター、高度計算機の製造販売など手広く展開しているようですね。
AKIBAホールディングス 第二四半期決算について
AKIBAホールディングス 第二四半期決算と通期予想
2019年11月11日に発表された第二四半期決算についてみていきます。
売上高:5,381百万円 14%増
営業利益:263百万円 黒字転換
経常利益:256百万円 黒字転換
売上高が14%増加、そして営業利益及び経常利益は
黒字転換
しています!いいですね~、黒字転換は株価に大きなインパクトを与えてくれますので要チェックです!また進捗率は、51.2%とまずますの進捗であることがわかります。
そして通期予想は
売上高:12,500百万円 9.5%増
営業利益:500百万円 16.4%増
経常利益:500百万円 17.2%増
となっています。すべてにおいて前期を上回る数字ですね。この通期予想ですと時価総額は50億円くらいの企業価値がありそうです。また決算書を見ると下期に売上が伸びるとありますので、この予想は到達してくると思われます。
AKIBAホールディングス 事業別に内容を抜粋
①「電子部品の製造販売事業」売上高↑ 営業利益↑
新規案件の獲得、ミナトホールディングスとの業務提携、原価率の低減などにより堅調に推移しているようです。
②「通信コンサルティング事業」「コールセンター事業」売上高↑ 営業利益↑
外注先等との連携の強化、業務効率の向上、継続案件の獲得、積極採用による人員増強に努めているとありますので、好調にきているとみています。
通信キャリア向け通信建設工事においては既存プロジェクトが引き続き順調に推移するほか、新規プロジェクトを7月から開始するなど、事業規模が大幅に拡大しているとのことです。またWi-Fiレンタル事業及びMVNO事業も引き続き好調に推移しいるようです。
③「高度計算機の製造販売事業」売上高↓ 営業利益↑
社内の業務管理体制を整備して生産性の向上などにより利益率が改善しているようです。低単価の案件を受注していたため売上高は減少しておりますが、体質はよくなっているようです。
これらの他にウェブソリューション事業なるものがあったようですが、現在は廃止となっているようです。
②の事業の拡大及び③の事業の利益体質の改善等により、利益額の黒字転換がはかられたと考えます。いい内容ですね!
AKIBAホールディングスのチャートは?
AKIBAホールディングス 日足チャート
まずは日足チャートをみてみましょう。
決算発表から出来高が急激に伸び、3,500円から5,230円まで一気に伸長しています。このあたりの水準で会社予想の通期業績を織り込んだわけですね。
そして新高値を更新してきました。
・新高値更新とは? → 1月からの株価で一番高い地点を更新したということです。
この新高値をとることで、今年に入ってAKIBAホールディングスの株を購入した人はすべて含み益になっているという意味で、売り圧力が減り、上昇しやすくなります。
要はみんなマックのハッピーセット状態です。
AKIBAホールディングス 月足チャート
次に月足チャートをみてみます。
直近高値の4,700円くらいをブレイクしてきましたね!週足も同じく実体でブレイクしたので非常に強いチャートといえるでしょう。抵抗線を超えてくるということは、相当な強いパワーがあるということです。要チェックです。
AKIBAホールディングスの今後の株価はどうなる?
AKIBAホールディングス 今後の株価予想
ここまで会社の決算及びチャートをみてきました。
今後のAKIBAホールディングスの株価推移を予想してみました。
まずは現在の株価5,230円。時価総額は48憶円。会社の通期予想は経常利益50億円。
となると目指すべき株価は
5,440円
となります!つまり時価総額が50億円のラインですね。キリが悪いので、だいたい5,500円くらいを目指していくと考えています。
とはいえ株価は半年~1年先を織り込むといわれています。この段階で半年先を織り込んだわけですので1年先を織り込むとするとまだ上がありますね!
AKIBAホールディングス エントリーポイントは?
それではどこでエントリーすべきか考えます。
このタイミングで成行買いしてもいいですが、テクニカル的に5,500円ラインで跳ね返されると考えるとあまり美味しいタイミングとは言えませんね。
ですので
押し目を待つ
ということが有効でしょう。どこが押し目かは移動平均線の短期・中期ラインタッチかそれ以前かになります。つまりしなければならないことは
自分のアプリにAKIBAホールディングスを監視銘柄として登録し、押し目を待つ!
これにつきます。いずれにせよ50億円ラインまでは固いと思いますので、押し目が来たらエントリーしたいと思います。
AKIBAホールディングス 株価分析 まとめ
AKIBAホールディングスについてのまとめになります。
・時価総額が48憶円で割安、会社通期予想の時価総額50億円ラインまでは固い。
・チャートは強いが直近で会社の通期予想を織り込みそうなので、押し目を待つ
・会社は築地にあり、秋葉原にはない・・・
こんな感じです!あくまで予想なので参考までに考えてください!
よろしくお願いします!