企業分析

直近IPO フィーチャ(4052)の株価予想をしてみた!

直近IPOのフィーチャ(4052)という会社があります。

人工知能関連であり、上場当初は人気化するのではないかと言われておりましたが現在は落ち着いてきており、セカンダリーを目指すのではないかという状況です。

セカンダリーを目指すかどうか不透明ですが、会社概要を調べてみたいと思って本記事を執筆しました。またフィーチャの今後の株価予想を行ってみました。

フィーチャの株価は

3,000円~5,000円のレンジで推移する!

と予想しました!

それでは簡単にフィーチャについて調べたことについて、株価予想の根拠も含めて書いていきたいと思います。

IPO フィーチャ(4052) 会社概要

まずはフィーチャの会社概要になります。

出典:フィーチャHP出典:フィーチャHP

 

設立は2005年で、マザーズに上場しています。従業員数は35名と少数精鋭です。事業内容は、画像認識ソフトウェア開発及び販売となっています。

時価総額は2020年9月2日時点で194億円、株価は3,535円となっています。

出典:フィーチャHP出典:フィーチャHP

 

車載カメラメーカーやドライブレコーダーメーカーに、画像認識ソフトウェアを提供し、受託開発費とライセンス収入を得るというビジネスモデルのようです。受託開発費を得て、量産となればその分だけライセンス収入が入るということですね。

強みはAIによる画像認識に特化している点です。とにかく精度が高いと。またソフトウェアのラインアップも豊富にあり、顧客の要望に応じた提供が出来る点も強みとなっています。そして、量産実績もあるようです。(この業界では量産実績が評価されるみたいです)

 

出典:フィーチャHP出典:フィーチャHP

 

今後の成長戦略を参考までに記載しておきます。今後の他分野への展開が出来れば面白いことになるかと思います。

IPO フィーチャ(4052) 決算

それでは次に決算内容をみてみましょう。

出典:フィーチャHP出典:フィーチャHP

 

売上は伸び、営業利益は黒字転換しています。売上は交通インフラ関係の受注増加と車載カメラ案件の受注が増加したため伸長しています。黒字転換の理由としては、粗利率100%のライセンス収入が増加したためとなっています。

粗利率100%ってやばいですね!まあソフト開発して、他の車両にも搭載するだけなんで何もかからないからでしょうね。いいモデルだ。

ちなみに過去3年の売上高成長率は平均77.8%だったみたいです。

出典:フィーチャHP

 

なお売上高に占める割合としては、ライセンス収入が徐々に高まっているのがわかります。これが高まってくれば利益の向上にもつながります。

出典:フィーチャHP

 

2021年6月期の業績予想ですが、売上と利益はそこまで変わっておりません。コロナ影響で、受託開発収入が減る見込みです。一方ライセンス収入は量産開始により増えそうです。

今後2~3年後には、ライセンス収入が受託開発収入を上回るとの想定です。

伸びてはいくが、ゆっくり・・・って感じですかね!

IPO フィーチャ(4052) チャート

それでは次にフィーチャの日足チャートをみてみましょう。

出典:株探

 

上場してから一度底をつけ、そこからじわじわと上昇中のチャートです。移動平均線の中期線で反発し、再度トレンドを描こうとしていますね。3,000円あたりがサポートラインになっていそうです。

時価総額は現在200億円前後となっており、節目です。レンジとしては2,500円~4,000円前後で推移しているイメージでしょうか。

焦点は、IPO物色の流れにのって上場来高値を更新するかどうかだと思われます。

IPO フィーチャ(4052) 今後の株価予想

最後に、フィーチャの今後の株価予想をしてみます。

株価予想の根拠

・コロナ影響もあり、2021年度の成長は鈍化

・直近決算状況での株価で現状から未来を織り込んだと仮定

・IPO物色の流れにイマイチのっていない

上記根拠から、フィーチャの今後の株価は

・3,000円~5,000円のレンジで推移する!

と予想します。※あくまで予想ですので気楽にお願いします。

現状の決算状況と今後の見通しから、上場来高値を更新することはすぐさまはないと予想します。何か他業種とのコラボIRでも出てくれば展開は別でしょうが。現状の株価でも期待が高そうですので、レンジの推移となるんではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。

フィーチャは画像認識ソフトウェア開発及び販売を行っている会社でした。成長はやや鈍化するものの、他分野への開拓があれば面白くなるでしょう。

ただし現状では、株価を刺激する材料に乏しいため、株価は現状レンジで推移すると予想しました。

本記事が参考になれば幸いです。なお投資は自己責任でお願いします。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です