むぎちゃんのカブログです!
急騰した後ってどうなったんだろう・・・
今回は急騰株のその後を追ってみた!
株式投資では、思惑や材料によって短期的に急騰する株が出てきます。しかし、こうした急騰株のほとんどは大きく下落していきます。株式投資初心者が触ると危ない銘柄も多く存在します。
そこで本記事では
思惑や材料で急騰した株は危ないのかどうか、急騰した株のその後に注目
してみました!
・急騰株は危ないのかを検証
・急騰株のその後を追いかけてみました
・急騰株の短期的な値動きを知りたい方向けの記事
株式投資を始めてからチャートはたくさん見ています。短期急騰株の危ない点も多く見ています。
本記事を読んでいただければ、急騰株がどう危ないのか、急騰株のその後はどうなったのかについて理解が深まることでしょう。
Contents
思惑や材料で急騰した株って危ない?
まずは、短期的に思惑や材料で急騰した株は危ないのでしょうか。
こちらをご覧ください。
こちらはデュアルタップという不動産関連の株になります。シーラHDという会社がデュアルタップの株を買っているという思惑だけで株価は一気に2倍になりました。
※デュアルタップの思惑については、下記記事で詳しく解説しています。
下の方で持っていた人にとっては、完全な利確ポイントになっています。これはあくまで一例ですが、急騰株を高値掴みした人はすぐに大きな含み損を抱えてしまうことがわかるでしょう。
今後まだ上昇する可能性はありますが、信用取引などで購入している人は短期的には損切を余儀なくされた人も多いのではないでしょうか。
好業績の裏付けがないような急騰株の
高値掴みは危ないと言えるでしょう。
これは株価とチャートが証明しています。
思惑や材料で急騰した株を高値掴みすることは絶対に避けましょう。
思惑や材料で急騰した株の危ないその後
それでは、急騰株がいかに危ないかを示すチャートをいくつかご紹介しましょう。
急騰株のその後が分かるはずです。
危ない急騰株その後 ①東邦金属(5781)
まずは、こちらの東邦金属という株です。プラズマを利用した異種混合技術を開発したというIRで短期的に急騰しました。確かに技術は凄そうですが、業績への寄与度が不透明なんですよね。。。そうした点で短期的に急落しているのでしょう。
高値掴みは危ないことがわかります。
危ない急騰株その後 ②イオレ(2334)
次はイオレという株です。明確な理由は特にないまま2.5倍程度となったのですが、その後一気に下落しています。これも悲惨ですね。。。ちなみにこの頂点をつけたところで、出来高もマックスとなっており、これは「バイイングクライマックス」だと想定されます。
株価が高いところで、出来高が急増するということは、高値で売りさばいている人がいるということです。売った人はこれ以上買わないので、株価はそこを頂点として下がっていくことになります。これをバイイングクライマックスといいます。反対にセリングクライマックスもあるので、これも覚えておくといいでしょう。
無慈悲な減少報告が出ています。
明確な理由のない急騰株はもし取引したいなら飛び乗り飛び降りが基本です。ただしかなり難しいので、投資初心者は控えた方がいいでしょう。
危ない急騰株その後 ③日本ラッド(5781)
次に日本ラッドという株です。こちらは量子コンピューター関連の思惑で急騰しました。これも当然のごとくバイイングクライマックスとなり、そこから下落に転じていることがわかります。
ただしこちらの日本ラッドは、量子コンピューターという国策テーマにも乗っておりSBI証券がこっそりと大量保有報告書を出していることが気になっていますので、巻き返しはあるのではないでしょうか。
今後に注目しておきたいところです。
危ない急騰株その後 ④アマテイ(5952)
こちらはアマテイという株です。新築屋根瓦の固定義務化について報道されたことがきっかけで短期的に急騰した株になります。株価は一気に3.5倍ほどに急騰しましたが、その後は悲惨な展開となっています。
低位株ですので、完全に仕手株です。
投資初心者は近づいてはいけません。
※ちなみにアマテイについて考察した記事も書いていますので参考にしてください。
危ない急騰株その後 ⑤日本パワーファスニング(5950)
最後に日本パワーファスニングという株です。こちらもアマテイと同じ理由で急騰しました。しかしやはり急落して悲惨な状況になっていますね。低位株ですので、余計危険です。
※日本パワーファスニングについても考察していますので参考までに。
この辺りの仕手株については、待ち伏せ投資で急騰すれば利確という投資方法が有効です。急騰した株に飛びつくのではなく、待ち伏せ投資を検討してみましょう!
思惑や材料で急騰した株の危ないその後 まとめ
いかがだったでしょうか。
短期的に急騰した株を高値掴みすることが、いかに危ないかがわかったと思います。上記を踏まえてこうした急騰株への対応方法をまとめておきます。
・高値掴みはやってはいけない
・飛び乗ってしまったら、早く飛び降りることが大切
・やるなら急騰前の待ち伏せ投資が有効
・そもそも手を出さない
急騰株への理解を深めてトレードに活かしましょう!
※なお現金を使わずにリスクの少ないトレードを行いたい人は下記のポイント投資がオススメです。