直近IPOのバイセルテクノロジーズが一時ストップ高となりましたので会社概要を調べることにしました。
最近は、直近IPOばかり調べていますがけっこう面白いです。
最近上場してくる会社は、時流にのっていることが多くビジネスモデルも興味深いのです。また今後の市場がどうなっていくのかという背景も同時に勉強出来るのでこれまた興味深いです。
さて
バイセルテクノロジーズとは
・ネット型リユース事業を展開
・出張訪問買取が強み
・ただしコロナ影響を受けている様子
こんな特徴がありました。
それでは簡単にご紹介していきましょう。
直近IPO バイセルテクノロジーズ(7685) 会社概要
まずはバイセルテクノロジーズの会社概要になります。
「人を超え、時を超え、たいせつなものをつなぐ架け橋となる」
これがバイセルテクノロジーズのミッションです。かっこいい・・・
バイセルテクノロジーズは、2001年設立の会社で東京に本社があります。昨年マザーズに上場した比較的新しい会社で、時価総額は2020年8月31日時点で200億円前後となっています。
事業内容は、ネット型リユース事業となっています。買取希望者から買い取り、それをECや卸などに売っている会社ですね。
リユース事業は他の企業でもやっていますが、こちらの会社の強みとして出張訪問買取が挙げられます。また多くの販路を持っていることも強みとなっています。
リユース市場は2020年時点で約2.6兆円ですが、かくれ資産も多く今後も拡大が想定されているようです。確かに家になんかしらありそうですね。ドラクエの勇者が入ってきて壺をわったらブランドものが出てきそうな気配です。
今後の成長戦略として、強みである出張訪問買取を認知してもらい実施を増やす、また海外販路の開拓を行うなどの点が挙げられています。
また新規事業として、買取店舗の出店やアプリ買取などの事業も展開していくようです。
以上が会社概要でした。
直近IPO バイセルテクノロジーズ(7685) 決算
次にバイセルテクノロジーズの決算をみてみましょう。
通期に関して、売上は伸びますが利益は減少する予想となっております。微妙な感じですね。
第二四半期決算も利益が大幅に減少しております。
おそらく第二四半期はコロナ影響で、出張買取が出来ない状況だったと思われます。正直なところこの強みが生かせない状況が継続していくと思われますので、バイセルテクノロジーズにとっては逆風といえるでしょう。
直近IPO バイセルテクノロジーズ(7685) チャート
それでは最後にバイセルテクノロジーズの週足チャートをみてみましょう。
3,000円という節目をブレイクしてトレンドが継続するかに見えています。
ただし時価総額も200億円ラインにいることを考えると、一度調整がある可能性があります。
このあたりは注目しておきたいところです。
ただし業績としては、そこまでの伸長がなく、コロナ影響をけっこう受けているようですので今後の株価上昇へは疑問が残る形となりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
バイセルテクノロジーズはネット型リユース事業を展開している会社でした。
強みとしては、出張訪問買取がありましたがコロナ影響をもろに受けているため今後はこれが順調に継続できるか疑問です。ですので、新規事業含め注視していきたいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。なお投資は自己責任でお願いします。