企業分析

直近IPOのヴィッツ(4440)が上昇中なので調べてみました

本日もマザーズは絶好調。

直近IPOのヴィッツ(4440)が連日強い動きをしておりましたので、簡単に調べてみました。

ヴィッツの特徴は

・スマホに搭載される組込システム事業を展開

・自動運転やMaasにも関連

・現在青天井コース入りの直近IPOだが目先天井が近そう

こんなところです。

それでは具体的にご紹介していきます。

直近IPO ヴィッツ(4440) 会社概要

まずは会社概要です。

1997年設立で、愛知県名古屋市に本社を構えています。マザーズに上場し、2020年8月26日時点で時価総額は183億円となっています。

出典:ヴィッツHP出典:ヴィッツHP

 

ヴィッツの事業内容は、組み込みシステム事業・システムズエンジニアリング事業・機能安全開発事業・その他となっています。割合としては、6対3対2くらいです。その他は少ないので割愛。

組み込みシステムとは、主にスマホに入っているシステムなどを作っているようです。他にもデジタル家電や車載搭載関連もあります。またエンジニアリング事業とは、顧客に対してコンサルティングを行ったり、ソフトウェア開発を請け負ったりしているものです。

出典:ヴィッツHP出典:ヴィッツHP

 

参考までにヴィッツの強みを記載しておきます。

また今後の成長戦略として、下記の説明がなされておりました。

出典:ヴィッツHP出典:ヴィッツHP

 

出典:ヴィッツHP出典:ヴィッツHP

 

Maas関連でもあり、成長戦略をしっかりと見据えております。

以上が会社概要でした。

直近IPO ヴィッツ(4440) 決算

次にヴィッツの決算をみてみましょう。

出典:株探出典:株探

 

出典:株探出典:株探

 

通期予想では売上は横ばい、営業利益は若干伸長といった決算になっています。

米中貿易問題や欧州経済の不安材料等により、主要顧客の業績が悪化し年間の製品開発計画が見直されたことに伴い、業績に一部影響が出ております。と決算説明書にあります。ただ今は受注が改善されつつあるようです。

3月~5月期をみても、成長が鈍化していそうな雰囲気です。。。またセグメント別にみても売上が伸びているのはシステムズエンジニアリング事業のみとなっています。

決算だけをみると微妙な感じですね。。。

直近IPO ヴィッツ(4440) チャート

最後にヴィッツの週足チャートをみてみましょう。

出典:株探出典:株探

 

ストップ高などで現在4,510円となっています。上場来高値をブレイクし青天井コース入りとなっています。

通常であれば節目である4,500円、5,000円ラインが目先天井になりそうなのですが・・・

地合いがパワフルなので見当がつきません・・・

ちなみに、5,000円ラインで時価総額200億円ですので相当キリがいいです。なので5,000円を目先天井と考えたらいいかな~と思っていますがどうかな・・・

まとめ

いかがだったでしょうか。

直近IPOの物色に伴って、上昇しているヴィッツのご紹介でした。

業績的にはインパクトはないので、完全に地合いとIPO物色の流れに乗っている雰囲気だと感じました。5,000円で時価総額200億円は相当キリがいいので、このあたりを視野にいれて注目しておきます。

本記事が参考になれば幸いです。そして投資は自己責任でお願いします。

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